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3/08/2017

「格闘技をやってメンタル強くなりますか」

おはようございます。

格闘技をやってメンタル強くなりますか?

という質問を受けました。


何を隠そう、私も、メンタルが強くなると思って、格闘技をはじめました。


現在格闘技歴2003年から2017年、格闘技歴14年目の今日に至っても、メンタルが強くなったと思うことは、ありません。

メンタルとは

精神面、心の持ちよう

のことを指します。

緊張するかしないか、その辺で言えば、格闘技に慣れた、格闘技の試合に慣れた、その程度です。

社会的にも、あまり変わりません。

仕事で困難状況になっても、格闘技が必要になる場面でない限りは、格闘技で養った精神が功を奏したようなことはないです。


格闘技をまだやっていなかった、2003年以前の自分に言えることは、

「格闘技をやってもメンタルは強くならないよ」

こう言うと思います。


メンタルが強くなることは、「イケメンになりたい」と同じくらいのニーズがあると思います。また、それと同じくらい変えることが難しいことのように思います。


変えることが難しいことを変えるのではなく、「あるがままを認める」それの方が、現実可能なことだと思います。

顔の容姿があるように、心にも「容姿」があるんでしょう、それを認める。



しかしながら、格闘技をすると、メンタルを強く振舞わなければやっていられない、側面があります。本当のところはともかく、行動から気持ちで負けない振る舞いをしなくてはいけなくなる。

戦う練習をするわけですから。

メンタルからではなく、行動から。

好きなブログ「TABI LABO」の記事で

メンタルが強い人に共通する「10の法則」って?

って記事があります。

この記事を読んで、格闘技にはこの法則を強化する行動が求められると思います。内容はリンク先に委ねるとして、項目と格闘技で経験することをあげてみたいと思います。他のスポーツでも経験できることがほとんどですが、ご容赦ください。

01.最後まで貫き通す
 疲れや痛みを伴うこともあるところを乗り越えて、練習、試合をするので、貫き通さないことは、負けに直結します。だから、ベースにあること。

02.忍耐強く待つ
 強い人はゴロゴロいます。その絶望感は経験します。それは置いといて、自分が必ず、今の自分より強くなることを期待して、待っています。


03.失敗を恐れない
 失敗をしないと、学べないことがたくさんあるので、むしろ、失敗=栄養、たくさんいただこうと思います。格闘技で強くなる人の差はこのあたりを感じます。失敗を極端に恐れてる人はそもそも、格闘技には近づきません。


04.感情をすぐに軌道修正
 格闘技で相手をコントロールするためには、自分の動きをコントロールしなくちゃいけないし、自分の動きをコントロールするには自分の感情もコントロールしなくちゃいけなくなります。日々。


05.先延ばしにしない
 特になし。


06.迷った時は「直感」を信じる
 練習・試合において、相手の予測できないアクションの連続です。直感を信じて動かないと、動けません。同時に、それだけではいけない、ということも学びます。相手の動きをわからないように誘導する、そんなトリックもおいおいと身についていくものです。


07.誰よりも自分を信じてあげること
 特になし。


08.どんな状態でも妥協をしない
 練習強度については妥協も必要、怪我をしない、安全第一。
 技のクオリティーについては、「細部に神が宿る」と言うくらい、ディテールにこだわります。妥協しない。また、それが正しいことを何度も経験します。


09.武器は「優しさ」
 記事と趣旨が違うかもしれませんが、相手にやらせておいて、過度な反応をせず、受け入れて、自分の攻撃の順番が回ってくることを待つ。そんな経験をします。優しさ?


10.言い訳をしない
 言い訳しない格闘家はカッコいいです。どうしてもしてしまいますね。
 言い訳する可愛さも必要だと最近は思います。


どうですか?

格闘技、柔術に期待することが見つかったら幸いです。


次回練習は3/11真野武道館18:30〜です。キッズクラスはありません。


佐渡ブラジリアン柔術クラブ
少数精鋭だからレベルに合った練習ができます!
見学、体験大歓迎です。

bjjsado2014アットgmail.c
om(スパム対策アットを@に変更してください)

月の練習予定


2/25/2017

「日本ブラジリアン柔術の祖・中井祐樹 著『希望の格闘技』」

こんばんわ。

今日は書籍を紹介したいと思います。

柔術の本ってあるの?

って思うかもしれません。

佐渡の某有名な大手複合本屋さんでは柔術コーナーがありません。

これはショッキングなことです。

絶望死するところでした。

Amazonの「本」のカテゴリの中で、「柔術」を検索すると467件

「ブラジリアン柔術」で検索すると83件ヒットします。

これが多いか少ないかは別として、一冊もないって、ショックでした。

嘆いても仕方ありません、希望を見出すしかありません。


「希望の格闘技」

半ば強引でしたが、これしかありません、嘆いても仕方ありません!

今日紹介するのは日本ブラジリアン柔術の祖・中井祐樹先生の著作である。

「希望の格闘技」です。

格闘技界のレジェンドが初めて語る勝負哲学。いま振り返る伝説のゴルドー戦・ヒクソン戦、「折れない気持ち」のつくり方、わが「最強」論、教えることと学ぶこと、武道とスポーツ、教育としての格闘技、プロとは何か、幸福論……。その言葉の射程は格闘技にとどまらず、あらゆるスポーツ、そして人生にまで広く、届く。なぜなら、闘うことと生きることは、同義だからだ。格闘技で人生を肯定し、格闘技で人生を豊かにしたい、全ての人に捧げる一冊。
引用 Amazon内容紹介より 
https://www.amazon.co.jp/希望の格闘技-中井祐樹-ebook/dp/B0146LIQ3G/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1487942667&sr=1-3&keywords=中井祐樹


私が感想文を書くとボロボロになってしまうので、引用を先にさせてもらいました。

中井先生の言う、「格闘技は人生を肯定する」には、とても共感します。



人生を肯定することで、自分を変えられたり、前に進んでいけたりします。

でも人間のバイオリズムの中で、どうしても否定的な感情に支配されることってあります。

それを格闘技が整えてくれます。

格闘技は相手がいないと格闘技できません。

相手がいると、その場、その瞬間、簡単に負けられない、状況が生まれます。
嫌でも本能的に戦うワケです。


落ち込んでいて、人生に否定的になっている時、格闘技するんです。

「俺、何もやる気しなかったけど、まだまだやれるじゃないか」

自分への否定的な感情が格闘技で、戦うことで、肯定的な感情へと引っ張り上げてくれることがあるんです。
そう言うパワーを格闘技は備えていると思います。

何度も何度も助けられました。



ブログを書くために本を読み返していましたが、変なところに線が引っ張ってありました。

こんなに面白いものが世間ではほとんど知られていないということに、奇妙な喜びを感じていました。今、ブラジリアン柔術をたしなんでいる方にはこの心持ち、きっとわかってもらえるでしょう。
引用 「希望の格闘技」 本文より

ニヤッとしながらも、ブラジリアン柔術と世間を繋がなきゃ、と思った次第です。



写真は中井先生に帯を認めてもらった時のものです。


次回練習は2/25真野武道館18:30〜です。キッズクラスはありません。


佐渡ブラジリアン柔術クラブ
少数精鋭だからレベルに合った練習ができます!
見学、体験大歓迎です。

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