格闘技をやってメンタル強くなりますか?
という質問を受けました。
何を隠そう、私も、メンタルが強くなると思って、格闘技をはじめました。
現在格闘技歴2003年から2017年、格闘技歴14年目の今日に至っても、メンタルが強くなったと思うことは、ありません。
メンタルとは
精神面、心の持ちよう
のことを指します。
緊張するかしないか、その辺で言えば、格闘技に慣れた、格闘技の試合に慣れた、その程度です。
社会的にも、あまり変わりません。
仕事で困難状況になっても、格闘技が必要になる場面でない限りは、格闘技で養った精神が功を奏したようなことはないです。
格闘技をまだやっていなかった、2003年以前の自分に言えることは、
「格闘技をやってもメンタルは強くならないよ」
こう言うと思います。
メンタルが強くなることは、「イケメンになりたい」と同じくらいのニーズがあると思います。また、それと同じくらい変えることが難しいことのように思います。
変えることが難しいことを変えるのではなく、「あるがままを認める」それの方が、現実可能なことだと思います。
顔の容姿があるように、心にも「容姿」があるんでしょう、それを認める。
しかしながら、格闘技をすると、メンタルを強く振舞わなければやっていられない、側面があります。本当のところはともかく、行動から気持ちで負けない振る舞いをしなくてはいけなくなる。
戦う練習をするわけですから。
メンタルからではなく、行動から。
好きなブログ「TABI LABO」の記事で
メンタルが強い人に共通する「10の法則」って?
って記事があります。
この記事を読んで、格闘技にはこの法則を強化する行動が求められると思います。内容はリンク先に委ねるとして、項目と格闘技で経験することをあげてみたいと思います。他のスポーツでも経験できることがほとんどですが、ご容赦ください。
01.最後まで貫き通す
疲れや痛みを伴うこともあるところを乗り越えて、練習、試合をするので、貫き通さないことは、負けに直結します。だから、ベースにあること。
02.忍耐強く待つ
強い人はゴロゴロいます。その絶望感は経験します。それは置いといて、自分が必ず、今の自分より強くなることを期待して、待っています。
03.失敗を恐れない
失敗をしないと、学べないことがたくさんあるので、むしろ、失敗=栄養、たくさんいただこうと思います。格闘技で強くなる人の差はこのあたりを感じます。失敗を極端に恐れてる人はそもそも、格闘技には近づきません。
04.感情をすぐに軌道修正
格闘技で相手をコントロールするためには、自分の動きをコントロールしなくちゃいけないし、自分の動きをコントロールするには自分の感情もコントロールしなくちゃいけなくなります。日々。
05.先延ばしにしない
特になし。
06.迷った時は「直感」を信じる
練習・試合において、相手の予測できないアクションの連続です。直感を信じて動かないと、動けません。同時に、それだけではいけない、ということも学びます。相手の動きをわからないように誘導する、そんなトリックもおいおいと身についていくものです。
07.誰よりも自分を信じてあげること
特になし。
08.どんな状態でも妥協をしない
練習強度については妥協も必要、怪我をしない、安全第一。
技のクオリティーについては、「細部に神が宿る」と言うくらい、ディテールにこだわります。妥協しない。また、それが正しいことを何度も経験します。
09.武器は「優しさ」
記事と趣旨が違うかもしれませんが、相手にやらせておいて、過度な反応をせず、受け入れて、自分の攻撃の順番が回ってくることを待つ。そんな経験をします。優しさ?
10.言い訳をしない
言い訳しない格闘家はカッコいいです。どうしてもしてしまいますね。
言い訳する可愛さも必要だと最近は思います。
どうですか?
格闘技、柔術に期待することが見つかったら幸いです。
次回練習は3/11真野武道館18:30〜です。キッズクラスはありません。
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