2/10/2017

「勝つためじゃなく、負けないための柔術」

こんばんわ。

ブラジリアン柔術は世界最強格闘技と言われることがあります。

ドラマ『勇者ヨシヒコ』で、ヨシヒコの妹ヒサが

「兄様、ヒサはとうとう世界最強の格闘術グレイシー柔術を身につけました」

と言うのです。


出典 http://b1ch.blog.fc2.com


ここでの、グレイシー柔術とブラジリアン柔術は同義語として話します。


ただの何気ないコメディードラマのワンシーンですが、印象に残っています。

世間はおそらく、スルーします。

それは、

世界最強格闘技=グレイシー(ブラジリアン)柔術

その説が意外と認知されているからです。

総合格闘技のはじまりから考えると、その説はおお方正しいように思います。

柔術家の活躍は魔法を見ているようでしたから。


ところが、柔術家サイドは活躍してきた歴史とまた違った世界最強の理由を持っています。


勝つための技術じゃなく、負けないための技術だと。


グレイシー柔術創始者エリオ・グレイシーはこうも言います。


「私は相手を倒したことがない、相手が自分自身に負けただけだ」


文章下手ですいません。つながっているようで繋がっていないかも、、、


要はこう結びたいのです。


防御の重視、負けない技術こそ最強だ、ということです。


そのことを証明してくれる象徴的な試合をご紹介します。


現役世界チャンピオン、百戦錬磨の
アンドレ・ガウヴァオン(左)

VS 

エリオ・グレイシーの孫
ヒーロン・グレイシー(右)




出典 http://www.bjjee.com

ヒーロン・グレイシーは日本でも有名になったクロン・グレイシーのいとこにあたります。オンラインの柔術レッスンでは有名なのですが、トッププレイヤーかというと、う~む、な選手。

断然ガウヴァオンの優勢を信じていました。

試合は一本決着オンリーのルール

開始から世界チャンピオンのガウヴァオンが何度もヒーロンを極めにかかりますが、極めきれない。

次第に、ガウヴァオンは疲弊し、手詰まり状態になっていきます。チャンピオンにあるまじき必死さ。

対照的にヒーロンは涼しい顔で、なんなら試合中に余裕の笑顔がこぼれます。

出典 http://www.sherdog.com


結局試合は、時間切れドローに終わりましたが、世界チャンピオンが遊ばれた、そう見た人は私だけじゃなかったと思います。


パワフルで相手を屈服させる攻撃力をもっていることだけが強さではない。


そう教えられているような気がしました。

ブラジリアン柔術の哲学を垣間見た一戦です。

自分を守る、そういう目的でブラジリアン柔術をはじめるのもありではないでしょうか。



次回練習は2/12サンテラアリーナ柔道場18:30〜です。キッズクラスはありません。


佐渡ブラジリアン柔術クラブ
少数精鋭だからレベルに合った練習ができます!
見学、体験大歓迎です。

bjjsado2014アットgmail.com(スパム対策アットを@に変更してください)

月の練習予定





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