2/20/2017

「柔術のケガ予防、スポーツ保険加入のお知らせ」

こんばんわ。

スポーツ保険加入のお知らせです。

次年度のスポーツ保険の要項が届きました。

3月31日まで受け付けております。

それ以降でも追加分として加入することができます。

あくまで任意ですが、備えあれば憂いなしです。

幸い、当柔術クラブでは保険適用事例はありませんが、比較的ケガは少ないといえど、格闘技である特性上、十分に気をつける必要があります。


バナーからリンクしています。ご確認ください。



スポーツ保険のお知らせついでに、ケガ予防について。


ブラジリアン柔術が比較的ケガをしにくいという触れ込みは昔からあります。私が格闘技を始めた10数年前からも言われてきたことです。

実際、経験の中でもケガは少ない方だろうと個人的にも競技を客観視しても、そう思います。

しかし、オーバーワークや体格差のある相手と練習することで、そのリスクが高くなることも感じています。

最近実践しているケガ予防を紹介します。


題して『脱プロテクター』


プロテクターは具体的には、

イヤーガード

マウスピース

テーピング(指の)

ファウルカップ

を指しています。


これは全て以前はケガ防止でつけていたものです。

しかし、これらは根本的にはケガの予防につながらないと考え始めました。

ただ気をつけて今日ケガしなくても、明日ケガするかもしれない。
相手が変わればケガをするかもしれない。
練習相手がライバルと思う相手だと余計に力が入ってしまうのは、どのスポーツでもあるあるです。


また、プロテクターのお陰で自分はケガをしなくても相手がケガをしてしまう。幸い、相手は自分との練習でケガをしなくても、他を相手している時にケガをしてしまう。

それでは対策としてイマイチです。継続可能な仕組みを実践しなくてはいけません。


ケガ予防の柱はこうです。


1.無理をしない

2.無理をしないを自分に教育する

3.無理をしないを相手に教育する


1.無理をしない
対策でもなんでもないじゃないか、と言われても仕方ないですが、まずは理念が大事です。
まず、激しい練習をすれば強くなるというのはイコールじゃないということを知って欲しいです。軽いスパーリングや打ち込み(ドリル)中心の練習だけで結果を出している人は試合思考のアスリートにもいるくらいです。


2.無理をしないを自分に教育する
自分に教育って意味不明。でもこの表現は正しいような気がします。
私の実践を紹介します。

耳が腫れるからイヤーガードをしていましたが、イヤーガードを外して、耳が擦れるほどアタックしないようにしました。

続いてファウルカップもしていましたが、膝の細かい動きを意識して股間を守るようにして着けるのをやめました。また、偶然のファウルや相手の癖で股間への圧迫があった場合はスパーリングの中断を遠慮なくするようにしました。

マウスピースも練習でしていましたが、激しい練習をしないために、つけるのをやめました。マウスピースが必要と思うくらい激しくなってしまったら、赤信号と認識するようにしています。今後も試合ではつけますし、練習相手が試合前で激しい練習を希望した時はつけます。

テーピング。これも昔は全部の指にしていましたが、やめました。指が変形するほど握らない。そういうクセ付のためです。3本指がない世界チャンピオンもいるくらいですからね。グリップ(握ること)のことを心配するくらいなら、もっと技術の精度を上げることを考えるべきです。

最後に、爪をあまり切らない。これは爪でケガをさせてしまわないように切る程度ということです。指を立てて、爪が剥がれないように深爪をするのはもうやめました。適度に切る。これが重要です。
爪を立てない程度の必死にならないグリップはケガ予防の第一歩だと思います。


自分への教育はイコール、クセ付けのための仕掛けを指していることがわかったと思います。


3.無理をしないを相手に教育する
説教するというわけではありません。時には必要ですが。

ミラーリング効果を期待します。

無意識的にも意識的にも関わらず、真似る(ミラーリング)方法とは、尊敬や好意の意味があり、似た行動をするのは、味方同士であると認識します。あなたは、好意を寄せている誰かの言葉遣いやしぐさ、ファッションや考えなど影響を受けて真似したことはありませんか?それが、ミラーリング効果です。
引用 http://shinri-to-shinri.net/shinrigaku-36/

自分が適度な力を使うことによって、相手も、無理をしない適度な力を使うようになります。気づかない人も時には居ますが、時間の問題です。いつかは、ケガ予防の真髄に気づきます。それは私も気付くのが遅かった一人だからです。


これらは練習中のスパーリング(実践練習)を想定しています。




ケガ予防は1日にしてならず、



です。

ブラジリアン柔術をまだ始めていない方、ケガは心配されると思いますが、ブラジリアン柔術はケガが比較的少ない格闘技ですし、指導者、経験者もケガがなくなるように真剣に向き合っています。



次回練習は2/25真野武道館18:30〜です。キッズクラスはありません。


佐渡ブラジリアン柔術クラブ
少数精鋭だからレベルに合った練習ができます!
見学、体験大歓迎です。

bjjsado2014アットgmail.com(スパム対策アットを@に変更してください)

月の練習予定







0 件のコメント:

コメントを投稿